外貨預金とFXどっちがお得?外貨通貨の投資運用で損をしないための初心者入門ガイド。

変動リスクについて

「金利が高い通貨で貯蓄をする」というのが外貨預金の魅力なのですが、金利だけに目を向けてはいけません。外貨は、当然ですが日本円に対して変動します。

したがって、高い金利で利益を上げたとしても、変動で「元本割れ」になる可能性も無視できないんですね。

たとえば、米ドルで外貨預金をするとします。「1ドル=100円」の時に「100万円」で米ドルを買ったなら、「1万ドル」を手にすることができますね。

しかし、そこから円高が進み、「1ドル=95円」になったとしましょう。この状態で保有していた1万米ドルを日本円に両替すると、「95万円」になる計算です。「5万円」も損をしていますね。これが「変動リスク」であり、「金利だけに目を向けた結果」と言えるでしょう。

もちろん、買った時よりも円安になれば、その分が「利益」として返ってくることになるのですが、将来的に円高になるのか、あるいは円安になるのかは、「神様のみ知る世界」なのです。

外貨預金を始める人の中には、「金利の高い通貨」を選ぶ人も多いですね。当然です。日本がこれほどまでに低金利である以上、少しでも金利の高い通貨で貯金をすることで、より効率的に資産運用ができるためです。

しかし、高金利で有名な南アフリカランドやトルコリラなどは、非常に変動が激しい通貨であり、一気に大きな元本割れを起こしてしまう可能性があります。

短期間で「100万円→50万円」になることも珍しくないのです。ところが、変動は「下がる」だけでなく、「上がる」こともあります。よほどの大きな経済事変がない限りは、「下がる」と「上がる」を繰り返すのです。ですので、一度は下がっても、「ジックリ待つ」という選択肢もあります。

待っていれば、待った分だけ利息が積み重なり、また、いずれは「下がった分」が「上がり」ますから、長期的な目線で運用することが大切なんですね。

※ 変動金利の住宅ローンがあるのはご存じですか?