外貨預金で失敗しない!外貨運用の初心者入門
外貨預金とFXどっちがお得?外貨通貨の投資運用で損をしないための初心者入門ガイド。 手数料の違い、取引の方法から外貨預金をはじめるべきタイミング、おすすめの業者比較など外貨預金に役立つ情報をやさしく解説しています。
外貨預金で人気の通貨はどれなのか?

外貨預金で「人気の通貨」について考えてみましょう。外貨預金をするからには、当然ですが「利回り」の高い通貨を選んでおくべきです。そこで、高い利回りが期待できそうな通貨をいくつかピックアップしてみましょう。

まず、「米ドル」が考えられますが、リーマンショック以降はちょっと「魅力がない」と言えます。なぜなら、リーマンショック以降は相次いで「利下げ」が行われ、もはや利息は「日本並みの超低金利」なんですね。

ただし、2009年12月現在、米ドルは日本円に対して「円高傾向」にあると言えますので、円高が進んだ時に米ドルを買い、そこから落ち着いて円安になった時に売れば、その分の「差益」を手にすることが出来そうです。

また、新興国の通貨を選ぶ方法もありますよ。変動リスクは少し大きくなるのですが、将来的な成長が見込めること、また、新興国は外資を集めるために政策金利を上げていることが多いため、「長期スパンでの変動益+利息」の両面で資産を育てられそうです。

その意味では、南アフリカの通貨「ランド」や、トルコの「リラ」、また、メキシコの「ペソ」などは人気ですね。

とくに「南アフリカランド」は、リーマンショック以降でも「政策金利7%」の高水準を保っていますので、100万円を預けたとして、まったく変動がなかった場合、なんと1年間で「7万円」もの利息を手にすることができる計算になるのです。

もし、変動リスクを出来るだけ低く抑えたいなら、利回りは少ないものの、「ユーロ」という通貨も選択肢に入ります。日本よりは金利が高く、また、ユーロを取り扱っている日本国内の銀行も多いため、何かと便利ですからね。

外貨預金をするときに、必ず考えておきたいのが「手数料」です。高額になればなるほど、手数料も高額になりますので、それを差し引いての「最終的な利益」を計算しておくのです。

外貨預金の手数料は、「両替そのものの手数料」と「1通貨あたりの手数料」の2つがあります。

まず、「両替そのものの手数料」ですが、これは、両替する金額に応じて支払う手数料であり、「数百円〜数千円」程度が必要になると考えておきましょう。FXで言うところの「取引手数料」のようなものですね。一方、「1通貨あたりの手数料」ですが、これはFXの「スプレッド」に相当します。

つまり、「米ドル」で外貨預金をする場合、「1ドルにつき、○○銭の手数料」のような感じです。色々な銀行を比較してみたところ、「0.2円〜1円程度」の幅で推移しています。仮に「1ドルあたり1円の手数料」が必要だったとして、「1万ドル」の両替をするとします。

この場合、「1万円」の手数料が必要になるということですね。また、米ドルを買っても、最終的にはそれをまた日本円に戻すわけですから、「日本円→米ドル→日本円」で「2万円」の手数料が発生することになります。つまり、最終的には「2万円以上の利益」を上げないと「赤字になる」ということなんですよ。

上記のように、手数料は利益を圧迫する存在です。したがって、利益だけに目を向けるのではなく、手数料を差し引いて、「最終的に手元に残る利益額」を計算しておくことが大切なんですよ。

長期スパンの「金利目的」で外貨預金をする場合は、何回も取引しないため、それほど手数料を気にする必要はありませんが、積極的に変動差益を狙っていく場合は、ぜひ手数料も計算しておきましょう。

外貨預金は、たくさんの銀行がサービスを提供していますが、「業者選び」も大きなポイントになります。そこで、「手数料」の観点から「ネット取引」を考えてみましょう。

外貨預金をする時、当然ですが手数料は安い方が良いですよね。「高くても構いませんよ」という人はいないでしょう。

したがって、手数料の面で銀行を選ぶことが第一に大切なことと言えるのですが、その意味では「インターネットサービス」が有効です。「イーバンク」などは、インターネット上で取引できる金融機関として有名ですね。

ネットサービスの最大の特徴は、金融機関側のコストも低く抑えられるため、その分を手数料に転嫁させることができる点です。つまり、「手数料が安い」んですよ。

仮に、一般的な方法で店頭に行って取引をした場合、「米ドル」の取引で1ドルあたりの手数料は「1円前後」が相場です。一方、ネット銀行やインターネット上での取引を利用した場合、「0.2〜0.5銭」が相場となっています。いかがですか?かなり大きな差ですね。

仮に、「1ドル=100円」の時に「100万円」で米ドルを購入する場合、「1万ドル」になりますので、手数料が「1ドルあたり1円」なら「1万円」になる計算です。一方、「1ドルあたり0.2円」であれば、なんと「2000円」の手数料でOKということです。

しかも、外貨預金をする場合、「外貨に両替→最終的に円転させる」の2回の取引が必要になります。ということは、「1万円×2=2万円」と「2000円×2=4000円」では、相当に大きな違いになるのは言うまでもありませんね。